「なぜ?見えているのに…」緑内障を考える日
「なぜ?見えているのに…」緑内障を考える日
6(ロク)月7(ナ)日は「緑内障を考える日」です。
緑内障…聞いたことはあるけれど、どんな病気なのかな?と思われる方が多いかもしれません。
緑内障には様々なタイプがありますが、8割以上の方が「自分では気づかないうちに、ゆっくりを視野が欠けていくタイプ」といわれています。
視野とは、見ている何かを中心とした視界の広がりのことであり、視力検査では緑内障の末期までは見つけることが出来ません。
「よく見えているから大丈夫」とは言えないのが、緑内障です。
緑内障に罹患していても、視野の中心は光に対する反応も保たれているため、視力に変化もなく、眼の腫れや痛みもありません。
かつ、両眼で見ることでお互いに補い合うため、ますます視野の欠けには気づきにくくなります。
「緑内障を早期発見するためには、どうしたらよいか?」3つの方法をお勧めします。
1 各種検査を受ける(眼圧検査・眼底検査・視野検査・OCT検査など)
2 何らかの症状で眼科を受診した際に「緑内障が心配」と医師に相談する
3 「緑内障の疑いはなし」と言われても、定期的に検査を受ける (日本緑内障学会記事 参照)
緑内障は完全に治すことは出来ませんが、進行を遅らせることは出来ます。
また上記したOCT検査は、眼底を立体的に且つ精密にとらえることが出来る検査であり、
緑内障だけではなく「糖尿病三大合併症の1つである網膜症」の早期発見にも有用な検査です。
当院ではOCT検査検査を含め、眼の病気の早期発見・治療を心がけております。
大切なものを見続けるためにも、気になることがありましたら ご相談ください。